一般内科とは

急性症状

咳、発熱、のどの痛み

全身症状

体のだるさ、食欲低下、体重減少

その他

顔や手足のむくみ、動悸、息切れ、めまい、頭痛、血圧異常

また、当院では発熱外来も実施しています。
新型コロナウイルス感染症が疑われる場合には、事前にお電話でのご連絡をお願いいたします。

発熱について

発熱とは

発熱とは、医学的に体温が37.5℃以上に上昇した状態を指します。
ただし、体温には個人差があるため、37.5℃未満でも発熱とみなされることがあります。
発熱は体の防御反応の一つであり、免疫システムが活性化しているサインです。

発熱の主な原因

発熱は、軽い風邪から深刻な病気まで、さまざまな原因で起こります。
以下の代表的な原因を挙げます。

感染症

ウイルスや細菌による感染症で発熱が起きることが最も多いです。
免疫反応として体温が上昇するため、発熱は体が病原体と戦っているサインです。
多くの場合、発熱は2週間以内に治まります。

うつ熱

夏場の高温環境で体内に熱がこもり、体温が上昇する状態です。
熱中症や日射病がこれに該当し、速やかな体温調整や水分補給が必要です。

アレルギー性疾患・悪性腫瘍

38℃以上の高熱が2週間以上続く場合、リウマチや膠原病、がんなどの疾患が関与している可能性があります。
早めの受診をおすすめします。

発熱の治療

発熱の治療は、その原因によって異なります。
診察や検査を通じて、症状に応じた適切な対応を行います。

感染症による発熱

原因となるウイルスや細菌に応じて薬を処方します。
症状が軽く、発熱が苦痛でなければ、解熱薬を使用しないこともあります。

薬の副作用による発熱

原因となる薬の中止や変更を検討します。
その際、感染症の可能性を慎重に排除したうえで治療方針を決定します。

発熱は多くの場合一時的なものですが、長引く場合や高熱が続く場合は、原因となる病気の早期発見が重要です。

風邪とインフルエンザ

風邪とは

風邪は、さまざまなウイルス感染によって引き起こされる病気です。
主な症状には、のどの痛み、鼻水、鼻づまり、咳、くしゃみなどがあります。
発熱は微熱程度が一般的で、症状はゆっくり進行します。
重症化することは少なく、多くの場合は自然に回復します。

インフルエンザとは

インフルエンザは、突然の38℃以上の高熱や頭痛、関節痛、筋肉痛、倦怠感を伴う病気です。
これに加え、のどの痛みや咳、鼻水などの風邪と似た症状も現れることがあります。
特に、高齢者、基礎疾患を持つ方、妊婦、乳幼児は重症化しやすいため注意が必要です。
周囲で流行している場合は、予防接種や早めの対策が重要です。

風邪とインフルエンザの違い

風邪とインフルエンザは、発熱の程度や症状の出現の仕方に違いがあります。

風邪

微熱が徐々に現れ、症状は比較的軽度です。
全身症状は少なく、ゆるやかに進行します。

インフルエンザ

突然の高熱とともに、筋肉痛や関節痛、倦怠感などの全身症状が強く現れます。
特に高熱が続く場合や、周囲でインフルエンザが流行している場合は、早めの受診をおすすめします。

生活習慣病について

生活習慣病とは

生活習慣病とは、運動不足や偏った食事、喫煙、過度な飲酒、不規則な生活などが原因で発症する疾患群の総称です。
早期の予防や適切な治療により、進行を抑え、健康的な生活の維持が可能です。

生活習慣病の主な疾患

がん

肺がん、胃がん、大腸がんなどの発生には生活習慣が関与していることが多いです。
バランスの良い食事や適度な運動、禁煙が予防につながります。

心疾患

狭心症や心筋梗塞などは、高血圧や動脈硬化が主な原因です。
喫煙や肥満もリスクを高めるため、生活習慣を改善しましょう。

脳血管疾患

脳卒中を含む脳血管疾患は、高血圧や動脈硬化が主な原因です。
塩分の摂取を控え、適度な運動を心がけましょう。

糖尿病

血糖値が慢性的に高くなる病気で、進行すると網膜症や腎症、神経障害を引き起こします。
健康的な食事と運動が予防に役立ちます。

高血圧性疾患

高血圧は、脳卒中や心筋梗塞などの重大な病気のリスクを高めます。
塩分を控えるほか、ストレス管理も大切です。

肝硬変

肝臓の細胞が硬くなり、正常に働かなくなる病気です。
肝炎ウイルスやアルコールの過剰摂取が主な原因です。

慢性腎不全

腎臓の機能が徐々に低下する病気で、糖尿病や高血圧が原因となることが多いです。
早期発見と適切な治療が重要です。