肝臓外来
内視鏡的ポリープ切除術(ポリペクトミー)
ポリープにスネアといわれる金属の輪をかけて、縛って切る方法です。切除するときに電気を使って焼き切る場合をホットスネアポリペクトミー、電気を使用しない場合をコールドスネアポリペクトミーと言います。
ポリープとはイボのように盛り上がっているものの総称であり、切除が必要なポリープと切除が不要なポリープがあります。切除が必要なポリープはがんや今後がんになる可能性があるポリープで、切除が不要なポリープはがんになる可能性がない、もしくは可能性が極めて低いポリープになります。
ポリープにスネアといわれる金属の輪をかけて、縛って切る方法です。切除するときに電気を使って焼き切る場合をホットスネアポリペクトミー、電気を使用しない場合をコールドスネアポリペクトミーと言います。
ポリープの下の粘膜に生理食塩水を針で注入し、ポリープを持ち上げてからスネアで縛って切り取ります。
ポリープ治療の合併症としては一般的に穿孔(穴が開くこと)0.2%、出血0.4%と言われています。血液サラサラの薬を飲んでいる方は更に出血しやすくなっています。当院では経験豊富な内視鏡専門医が万全の体制で治療を行っておりますが、それでも合併症が起こることがあります。治療時の合併症にはその時に対応しますが、術後1~2週間は出血のリスクがありますので、何かありましたらご連絡下さい。