発熱外来希望の方は電話での予約をお願いします。

胃カメラ(上部消化管内視鏡検査)

上部消化管内視鏡検査は一般的に胃カメラと言われます。内視鏡を口もしくは鼻から挿入し、咽頭・食道・胃・十二指腸の一部を観察します。最近は内視鏡性能の進歩と内視鏡医の技術の進歩によって以前に比べ早期がんを発見しやすくなっております。

当院では鎮静剤を使用することができますので、苦痛の少ない検査をすることができます。極細径内視鏡を導入しておりますので、のどの違和感の軽減になり、今までより楽な検査になると思われます。また、鼻からの内視鏡(経鼻内視鏡)もできますので、これまで胃カメラが苦手だった方やきつい思いをした方、不安がある方は事前にご相談いただけましたら患者様に適した検査をご提案いたします。

当院の胃カメラに関しては「ブログ:胃カメラはきつい?」で解説していますのでご参照ください。

電話:096-363-7771

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このような症状があるときに胃カメラをお勧めします

のどの詰まった感じ

胸やけ、胸痛

胃もたれ、胃痛

食欲低下

体重減少

便が黒い

胃カメラによってわかる病気

逆流性食道炎

胃炎

ポリープ

胃・十二指腸潰瘍

食道・胃・十二指腸がん

粘膜下腫瘍

こんな症状の時に疑う消化管疾患

症状ごとの代表的な消化管疾患は以下の通りです。必ず以下の病気が見つかるわけではなく、食道~十二指腸は周囲に他の臓器もあるので他臓器の疾患が見つかる場合もあり、症状のみで病気を診断をすることは難しいことが多いです。

*下記以外にも疾患は多数ありますが、稀ですので代表的な疾患のみ記載しております。

【のどの詰まった感じ】 機能性ディスペプシア逆流性食道炎、がん(咽頭、喉頭、食道、甲状腺など)

【胸やけ・胸痛】機能性ディスペプシア、逆流性食道炎、カンジダ食道炎、胃炎、胃潰瘍、がん(食道、胃など)

【胃もたれ・胃痛】機能性ディスペプシア、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、がん(胃)

【食欲低下・体重減少】機能性ディスペプシア、逆流性食道炎、胃炎、胃・十二指腸潰瘍、がん(すべて)

【黒い便が出る(=出血している)】逆流性食道炎、胃・十二指腸潰瘍、ポリープ、がん(食道・胃・十二指腸、小腸)

胃カメラはいつすればいいか

一般の方は胃カメラに対してきつい、こわい、不安だといった印象をお持ちの方が多く、いつどのようなときに胃カメラをすればいいかもわからない方が多いのではないかと思います。

まずは胃カメラがどういう検査かということですが、胃カメラの大きな役割としては4つあります。

  1. 腹痛などの症状がある場合の原因検索
  2. 癌の早期発見(がん検診を含む)
  3. 健康診断での異常:胃透視(バリウム検査)異常、ピロリ検査陽性
  4. 潰瘍やがんなどの治療後の定期検査や慢性胃炎等の経過観察

いつすればいいかはそれそれで違います

  1. 症状があればなるだけ早い時期に行うことが必要です。経過を見ていれば良くなることが多いのですが、時間がたつと悪化する場合がありますので、心配であれば早めの検査をお勧めします。
  2. がん検診は思い立った時というのが一番です。というのも症状がないときに検査を受けることは自分の意志によるものになります。職場の健診、市や町の健診通知書などがあれば受けやすいですが、人間ドックやがん検診は自分で行くものですので、健康志向の方や、時間に余裕がある方はいいですが、忙しい方や受ける必要性を感じていない方には難しいことだと思います。一つの目安としては胃がんの発生が30歳代から多くなってくるので、受けたことがない方は30歳前後から受けた方がいいと言われます。また、家族に胃がんやピロリ菌の既往がある場合はもう少し早めに受けてもいいかもしれません。
  3. 健診胃透視でで異常があった場合、ピロリ菌陽性になった場合は早期の検査が必要です。特に胃透視異常はがんの可能性がありますので必ず検査を受けるようにしてください。そしてピロリ菌の治療を行ってもがんの可能性はありますので年に1回の検査をお勧めしています。
  4. 潰瘍やがんの治療後の方は、通常かかりつけからの検査が指示されていますが、時折治療後に何年も検査をされていない方がおられます。できれば年に1回の検査が推奨されますので、2年以上検査をされていない方は検査を受けるようにお願いします。

★胃癌治療後の胃カメラに関しては、大腸カメラと違いサーベイランスガイドラインはありませんが、日本胃癌学会の胃癌治療ガイドラインにfollow up期間として示してあります。

【胃がん内視鏡治療後】年に1-2回

【胃切除後】1,3,5年後

内視鏡治療と胃切除でfollow期間がだいぶ違いますが、基本的にがん治療を行った方は年に1回の検査をお勧めしております。

胃カメラをすれば癌を発見することができますが、それと同じくらい重要なことが萎縮性胃炎の存在の確認です。萎縮性胃炎は聞きなれないと思いますが、慢性胃炎の一種でピロリ菌感染によって引き起こされる胃炎を言います。ご存じの方も多いと思いますが、ピロリ菌は胃癌を引き起こすことがありますので、ピロリ菌感染が確認された場合、早めの除菌が必要です。萎縮性胃炎があるとピロリ菌を治療してもがん発生の可能性がありますので、年1回の胃カメラをお勧めしています。

 

当院の胃カメラの特徴

鎮静剤を使用した苦痛の少ない検査

当院では鎮静剤を使用することができますので、苦痛の少ない内視鏡検査が可能です。検査時間は10分前後ですが、組織検査や詳細な観察が必要な方はもう少し時間がかかることもあります。

当院は苦痛の少ない検査を行うために鎮静剤を使用していますが、それ以外にも患者様に負担を掛けずに最適の検査をするために工夫を行っています。

経鼻内視鏡も行っています

経鼻内視鏡は一般的に口からの内視鏡に比べ苦痛が少ないとされており、嘔吐反射がきつい方、鎮静剤のアレルギーがある方、鎮静剤をご希望されない方は経鼻内視鏡をお勧めします。

当院には極細径内視鏡がありますので、鼻からの内視鏡検査をすることができます。嘔吐反射を誘発するのどを通らないので、以前の胃カメラで嘔吐反射が強くてきつい思いをされた方はお勧めしております。また、嘔吐反射が少ないので、鎮静剤を使用したくない方でも苦痛の少ない検査をすることができます。細いカメラを使うことで、のどの抵抗が少なくなるので、口からの検査をご希望の方にもメリットがあります。

詳細は「ブログ:経鼻内視鏡もできます」を参照ください。

最新技術による観察

当院ではオリンパス社の内視鏡システムを使用しており、独自技術のNBIを活用することで早期がんなのどの疾患が見つけやすくなっています。

画像強調内視鏡とは、白色光(通常観察)から光の波長を変換し、消化管の粘膜表面の模様や血管の輪郭、色調を強調する観察方法です。当院ではオリンパス社の狭帯域光(NBI)を用いた検査を行っております。

写真は早期の食道がんで、通常(左)と、NBI(右)で撮影したものです。通常では赤い部分があるのはわかりますが、範囲が不明瞭です。一方NBI画像は範囲と表面の凹凸が明瞭となっています。このように通常観察では見つけにくいとされる早期の食道がんもNBIを使用することで発見しやすくなります。当院では食道の観察は通常+NBI観察を行っていますが、内視鏡についているボタンを押すだけで簡単に通常からNBI画像に切り替わりますので、検査時間が過剰に長くなることはありません。

経験豊富な内視鏡専門医による観察

がんの診断や治療を多数行ってきた専門医が検査を行いますので、がんの早期発見や苦痛の少ない検査を心掛けており、安心して胃カメラを受けていただけます。

胃がん検診、胃透視異常の精密検査にも対応しています

当院は熊本市の胃がん検診の実施機関になっており、胃透視(バリウム)検査で異常があったときの精密検査にも対応しています。

当院は胃がん検診の指定医療機関になっていますので、熊本市の胃がん検診を行っています。熊本市在住の方であれば年度内に50歳以上の偶数年齢になる方であれば3000円で胃カメラを行うことができ、70歳以上であれば無料になります。内視鏡専門医が検査を行いますので、胃透視(バリウム検査)で異常があった場合の精密検査も行っています。

詳細は「ブログ:胃がん検診」を参照ください。

ピロリ菌感染を見逃さない

ピロリ菌感染に感染すると萎縮性胃炎になり、萎縮性胃炎があると胃がんができやすくなります。萎縮性胃炎は軽度のものであれば診断が難しいことがあり、熟練した内視鏡医でないと見落とす場合があります。

胃カメラでピロリ菌感染が疑われるときは、ピロリ菌の検査を行い、感染が確認されれば除菌を行います。

胃がんリスク検査や健康診断でピロリ菌が陽性であれば、胃がんのリスクが高くなっていますので、胃カメラを行うことが必須となっています。精密検査の結果が送られてきますので、当院での検査をご希望の方は持参してください。

ピロリ菌についてはこちらのページをご覧ください→ピロリ検査と除菌

当院の胃カメラの流れ

  1. 事前の電話もしくはWEB予約(当日希望の場合は電話で可能か確認してください)
  2. 受診・受付、問診票記載
  3. 診察、検査の説明、同意書記載
  4. 検査(5~10分、組織検査をすると数分伸びます)
  5. 検査結果説明、必要時内服薬処方
  6. 帰宅(鎮静剤使用した方は、車・バイク・自転車の運転はお控えください)
  7. 組織検査した方は後日説明

内視鏡検査の流れ」に詳しく説明していますのでご参照ください。

★当院の検査自体は以下の順序で行います。

【口からの胃カメラ】

  • 胃の泡消し剤をのむ(ガスコン)
  • のどの麻酔を行う(キシロカイン)
  • 検査台に横になり、鎮静剤を投与する
  • 検査開始、必要時に組織検査を行います
  • 検査後1時間程度休んでもらいます

【鼻からの胃カメラ】ブログ「経鼻内視鏡もできます」で詳しく解説しています。

  • 胃の泡消し剤をのむ(ガスコン水)
  • 鼻を拡張する薬剤を噴霧します(プリビナを使用します)
  • 鼻にキシロカインゼリーを注入し、スティックや胃管チューブで奥まで麻酔する(10分程度行います)
  • 必要な方にはのどの麻酔を行う(キシロカイン)
  • 検査台に横になり、必要な方には鎮静剤を投与する
  • 検査開始、必要時に組織検査を行います
  • 鎮静剤を使用した方は、検査後1時間程度休んでもらいます

そもそも胃カメラを希望していなくても、胃カメラが推奨される症状があれば、診察次第では当日に胃カメラをお勧めする場合があります。下記の症状がある方は胃カメラ検査をご検討ください。

検査料金表(診察、処方、採血の料金は除きます)

検査3割負担健診(10割負担)
胃カメラ約3600円約12000円
組織検査(1臓器の場合)各検査+約4000円

症状があったり、胃透視検査異常のときに行う胃カメラは保険適応になります。上記は検査のみの料金であり、初診・再診料、診察料は別になります。採取した組織が多くなるとその分の料金が上乗せされます。ピロリ菌の検査を行った場合も検査料が追加されます。

電話:096-363-7771

胃カメラ専用WEB予約

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