肝臓外来
成田クリニックでは胃カメラ、大腸カメラ、日帰り大腸ポリープ切除を行っています。胃カメラは朝欠食であれば検査をすることができますが、1日の検査数が決まっていますので、通常は予約していただきます(緊急時や枠に空きがあれば当日でも行います)。大腸カメラ・ポリープ切除を行うときには、便があると病変が見えませんので通常下剤を使用します(血便等の緊急時は下剤を使用しなかったり浣腸のみの場合があります)。大腸カメラ、日帰り大腸ポリープ切除を行う場合は前日と当日に下剤を服用してもらいますので、事前の診察が必要です。胃カメラと大腸カメラ、日帰り大腸ポリープ切除では検査前後の流れが異なりますので下記をご覧ください。
予約
事前に受付に来てもらうか、電話でご連絡、もしくはWEB予約でご希望の日程を決めた方が当日スムーズに検査を行うことができます。胃カメラは当日検査も可能ですが、予約に空きがないときは検査ができないことがあります。当日ご希望の方は電話でお問い合わせください。大腸カメラに関しては事前の診察が必要ですので、予約もしくは当日受診でも大丈夫です。
電話番号:096-363-7771
事前の下剤の説明(大腸カメラ、日帰りポリープ切除のとき)
大腸カメラを行うときは下剤の内服が必要なため、検査前の診察が必要です。電話もしくはWEBでの予約をお願いします。予約なしの当日受診でも大丈夫です。
下剤は苦みや塩味があり飲みにくいと言われますが、以前より飲みやすい下剤もでてきています。当院では数種類下剤を用意していますので、患者様に合った下剤を提供しています。下剤は飲み方にコツがありますので、それも含めて説明します。また、途中で飲めなくなっても検査が可能な場合がありますので、お気軽にご相談ください。
説明を行った後に、問診票、同意書の記載をお願いしております。
検査前日
食事は夜8時までで、それ以降は水・お茶でお願いします。
定期薬の内服に関して、事前診察がある方はこちらから説明します。WEB予約の方は通常通りに内服してください。
大腸カメラ、日帰りポリープ切除の方は前日に下剤の内服があります。野菜類、キノコ類、海藻、こんにゃくなどの食物繊維が多い食べ物、脂ものなどの消化が悪い食べ物はお控えください。(事前の診察時に詳しく説明します)
検査当日
朝食は取らずにお越しください。水分は水・お茶であれば可です。
定期薬の内服に関して、事前診察がある方はこちらから説明します。WEB予約からの胃カメラ方は血糖を下げる薬以外は内服してもらって大丈夫です。血液サラサラの薬は勝手に止めずに、かかりつけの先生に相談してください。
大腸カメラ、日帰りポリープ切除の方は朝から下剤の内服があります。
ご来院
予約時間の少し前に受付してもらい、問診票の記載をお願いします。
*発熱がある方や、風邪症状がある方は事前に電話連絡をお願いします。
鎮静剤をご希望の方は、車・バイク・自転車の運転はお控えください。
当日診察
検査前にその日の状態の確認を行います。症状がある方や気になることがある方は、気兼ねなくご相談下さい。
WEB予約の方は検査の説明の後に、同意書を記載してもらいます。
当院は鎮静剤使用の有無と胃カメラに関しては内視鏡の経路(口もしくは鼻)を選ぶことができます。以前の検査できつい思いをした方や、鎮静剤なしを希望の方(用事があり検査後早く帰りたい方)は経鼻内視鏡もできますので事前にご相談ください。
*胃カメラに不安がある方や初めての方は「胃カメラはきつい?」もご覧ください。
*経鼻内視鏡の詳しい説明は「経鼻内視鏡もできます」をご覧ください。
検査
鎮静剤をご希望の方は静脈麻酔を行い、眠った状態で検査します。(その日の体調や状況により眠らないこともあります。)
検査時間は観察のみであれば胃カメラ:5~10分、大腸カメラ:10~15分ですが、詳細観察や組織検査、ポリープ切除が必要な方はその分検査時間も長くなります。胃カメラでピロリ菌感染が疑われる場合はピロリ検査も行います。
検査は胃カメラは午前中、下剤を自宅で飲む方の大腸カメラ・日帰りポリープ切除も午前中に行っています。院内で下剤を内服してもらう場合は検査が午後になることもあります。
検査後
鎮静剤を使用した方は、回復室で休憩してもらいます。
鎮静剤を使用した方は検査後60分程度休んでもらいます。麻酔から覚めにくい方やふらつきが強い方はもう少し休んでもらいます。
胃カメラの時の「のど麻酔」も効果が消えるまで60分程度かかりますので、飲水は検査後60分以降に可能となります。
胃カメラ・大腸カメラ後の食事は、消化の良い物の方がいいです。脂ものや刺激の強いもの、アルコールなどを摂取すると、腹痛や気分不良を起こす方がおられますので控えて下さい。組織検査や大腸ポリープ切除を行った方は特に食事の注意が必要です。
胃カメラで胃潰瘍や逆流性食道炎などの所見があった場合は胃薬を処方します。
ピロリ検査、組織検査や大腸ポリープ切除を行った方は、後日結果説明を行います。
帰宅後
帰宅後は通常とおりで大丈夫ですが、組織検査や大腸ポリープ切除を行った方は出血しやすい状態になっています。検査後に指示しますが、組織検査は2~3日程度、大腸ポリープ切除後は7日程度は消化の良い食事を摂取してもらい、アルコール・辛い物や脂もの等の刺激の強い食事は控えて下さい。血圧や腹圧があがるような過度な運動、重い荷物を持つことや長湯はお控えください。
*検査後に出血があった場合や調子が悪い場合は当院へご連絡ください。
検査料金表(診察、処方、採血の料金は除きます)
検査 | 3割負担 | 健診(10割負担) |
胃カメラ | 約3600円 | 約12000円 |
大腸カメラ | 約4800円 | 約16000円 |
組織検査(1臓器の場合) | 各検査+約4000円 | |
大腸ポリープ切除 | 約16000円 |
- 健康診断で検査を行う場合、10割負担になります。
- 熊本市に在住の方で年度内に50歳以上の偶数年齢になる方は自己負担金が3000円、70歳以上の方は無料で検査を受けることができます。詳しくは「ブログ:胃がん検診」
- 症状があったり、健康診断異常(胃透視異常、便潜血陽性など)のときは胃カメラ・大腸カメラともに保険適応になります。
- 上記は検査のみの料金であり、初診・再診料、診察料は別になります。ピロリ菌検査を行ったり、採取した組織が多くなったり、切除したポリープが多くなるとその分の料金が上乗せされます。
- 厚生労働省により医科診療報酬点数が決められていますので、保険適応の場合どこの病院で検査・治療を行っても同じ料金になります。
- 日帰り大腸ポリープ切除は手術になりますので、加入している保険によっては給付金が出る場合があります。また、切除されたポリープが「がん」の場合はがん保険も給付対象となることもありますので、加入している保険会社にご確認ください。
当院では内視鏡診断・治療を専門にしている医師が検査を行っており、苦痛の少ない安心安全な検査を提供しておりますが、検査を行ったことがない方は不安や心配もあると思います。検査をすることに迷っている方や、した方がいいかわからない方はお気軽にご相談ください。
電話番号:096-363-7771